2009年2月4日水曜日

現役の間に、一回浪人しろ!

タイトルってどういう意味か分りますか?
まったくもって矛盾している文章なんですが・・・。


何を隠そう、これが私の受験勉強における最大の作戦だったのです。
私が受験勉強を始めたのは12月ごろだったので、要するに約1年間の期間があったわけです。

でも私は考えました。

「これを普通に勉強して普通に受験するって、今までの人も普通にやってるよね・・・」と。実際には受験をしても失敗する人が大半いるわけです。そしてそのまま浪人・・と。要するに他人と同じことをやってもしょうがないんじゃないかって思ったわけです。


じゃあどうしようか?答えは簡単でした。
「6月に受験をしてしまったらいいんじゃん?」


・・・はい、意味不明ですね。
何が言いたいかと言いますと


『高3の6月までに全ての勉強を一通り終わらせて、6月に受ける模試を「本番」とみなす』


という作戦を立てたのです。
こうすることで、いわゆる「締切効果」を狙ったわけです。

もしそのまま本番までに勉強を終わらせようと考えてしまうと、どうしても勉強の密度にバラつきが出来てしまいます。それを可能な限り限界の「半年間」にしぼることでこの密度を濃いまま一定にするのです。半年間でざっと一通り終わらせて、残りの半年は復習するような形が一番ベストだと考えたのです。

結果的にその「6ヶ月」の時点の点数では合格点には届きませんでした。しかし、あと「現役1浪」をすれば受かるという自信の持てる結果を得ることが出来ました。

これは別に現役生だけに言っているわけではなく、浪人生も同じように使えるアイデアだと思います。


この勉強法は実は私は今でも大学の試験にも行っています。
「試験の日の半分手前の日までに一通り終わらせる」という習慣が身についてからは、テスト前でも何となく精神的に楽になったような気がしますね。

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