2009年2月6日金曜日

目標の設定について

今回はちょっと自分の受験で成功したと思う「目標の設定の仕方」について述べてみたいと思います。


勉強を始める前には、やはり目標を立てる必要があります。
必要がある、というか目標を立てた時と立てない時では効率・モチベーションにすごい差が出るので、立てずに勉強する時間をすぐにとってしまうのは長い目で見ると時間を無駄にしているので絶対立てたほうがいいってことです。急がばまわれですね。

でも目標と一概にいってもどのような目標を立てるのがよいのでしょう。

それはずばり、2つのキーワードが重要です。
「具体的で」「達成しやすい」、目標を立てるのがベストだと私は考えます。

目標というのは、似ている意味を持つ「夢」とか「希望」とは違って段階的に設定できるものなんですね。「今はこの程度だから、今の目標はこれだ!」みたいな感じで。

だから、そこで背伸びをしたり、抽象的な目標を立てる必要はなく、今の段階で出来ることを考えるのです。

多くの人が忘れがちなのですが、目標というのはまた立てることが出来るのです。
だから前の目標が終わったらまた、次の目標を立てればいいんです。

「数学Bをマスターする」という目標を最初に掲げるんではなくて、「数Bのベクトルをマスターする」という目標を立てたあと、「数Bの数列をマスターする」の立て方の方が上手いのです。ほどよくミクロに区切った方がいいのです。



とまぁ抽象論はこれくらいにして、実際に受験ではどんな目標がいいんでしょう?

みなさんは今・過去の学校で、
「テストは全部ここから出すから、ここ全部覚えたらテストは大丈夫だよー。」
といってプリントを配るような先生はいましたか?笑

でもこれってすごく勉強しやすいですよね。
だって「これさえマスター」すればいいんですから。
そう、私もこの例からピーンと来たんです。

「じゃあ、『これさえマスターすれば絶対に志望校にうかる』問題集さがせばいいじゃん!」

・・・ピーンと来るほどでもないですかね(汗)
でも、これがすごい効いてくるんです。

あわてて色々な参考書を試しては失敗したり、不安感に襲われることがないんです。

ただし、その問題集を探すことに力を注ぎこみます。これを失敗したら元も子もないですからね。実際私は志望校の赤本で傾向をつかみ、本屋さんの問題集をひたすら立ち読みして、インターネットで書評を色々探し回ってやっと決めることができたのです。

それはただ難しければいいというわけではなく、ちょうどいいくらいでなくては意味ないです。また、たくさん揃えても意味がないです。出来れば1冊、場合によっては最大で3冊くらいまででしょうか。

受験というのはやりすぎても困ることはないですが、総合的な点数が必要ですからね。
終着点を決めてしまうのがすごく効率がいいのです。


みなさんもぜひ、「これさえやれば絶対に受かる問題集」を自分なりに探してみてください!

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